
私は薄々気づいていた。
自分が禿げていることに。
でも、自営業なので普段は坊主。
見て見ないふりをして、帽子で隠したりしていた。
だが、事件はついに起きてしまったのだ。
仕事仲間と飲み会。
いつものように帽子を被って飲んでいたが、
その中の1人が「Kさんっていつも帽子被ってるよね?禿げてんの?」
と聞いてきた。おそらく悪気はない様子。
私は、「いや、坊主だからさー」と言いながら帽子を脱いだ。
その時の彼のセリフ
「やっぱ禿げてんじゃんw」
その日から私の中でスイッチが入った。
「この禿げをどうにかしよう」
「お金をかけてでも禿げを克服しよう」
そう心に誓ったのだ。
禿げの治療をしよう、と心に決めたものの、まだどこかに一縷の望みを持っていた。
坊主じゃなくて髪を伸ばせば、禿げを隠せるのではないか?
ショックな飲み会から2か月。
髪を伸ばして撮った写真が👆
やっぱり俺は禿げている
その日から禿げの治療法を探し始めたのだ。